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Lua機能





1. 概要

世界的に有名なスクリプト言語であるLuaを使用して、様々な操作をプログラミングで自動処理するための機能です。 Version5.0から導入されたため、まだ歴史は浅く利用できる機能は少ないですが現状で以下のようなことができます。
  • @独自変数の追加、削除が可能です。計算結果の中に含まれている変数を含めた数式で定義可能です。
  • A回転行列を操作して、任意の視点変換が可能です。ビューの領域内の全てを滑らかに回転させながらアニメーション表示できます。
  • B任意のタイミングで画像の保存ができます。
  • CKriging補間を連続実行させることができます。
現段階ではまだ機能は少ないですが、最終的には、手動で操作できる全ての機能をLuaで使える関数として実装する予定です。 なお、初期状態では、「Lua」ボタンをクリックすると「こんにちは。UserMainにきました!」というダイアログメッセージが表示されます。



2. 基本ルールと仕組み

「Lua」ボタンの中の「Edit」ボタンをクリックした時に表示される場所に、luaのソースファイルが全て保存されています。





これらのソースファイルは、次のようなような依存関係があり、Luaボタンをクリックすると図中に示した順番でプログラムは実行されます。







3. 使用方法

独自の関数を作る場合、次の2つの方法があります。本質的にはどちらも同じですが、 たくさんの機能を作りたい場合は、整理できるという観点からAの方がお勧めです。
  • @UserMain.luaの中に新たに関数を実装し、その関数をUserMain関数の中から実行する。
  • A独自のluaファイルを作成し、そのファイルをUserMain.luaの中からrequireし、実行したい関数をUserMain関数の中から実行する。
Luaのファイルを編集する場合は、「Edit」ボタンをクリックしてソースファイルがあるフォルダを開き、 編集したいソースファイルを、ご自分のPCにインストールされている テキスト編集ソフト (ノートパッド、秀丸エディタ、xyzzy、Zed など)を使って編集してください。 なお、新規にluaのソースファイルを追加する場合は、ファイルのエンコーディングは「UTF8(BOM付き)」としてください。 よくわからない場合は、既存のソースファイルをコピーした後、中身を削除して作ってください。 関数定義のサンプルは、FunctionSamples.luaの中にあります。 まずは、これらの関数を関数UseMain()の中から実行してみるとコーディングの感覚がつかめるでしょう。


※補足情報:xyzzyは無料ソフトながらemacs系の高機能なテキストエディタで、 10年以上にわたり多くのプログラマーに愛用されており lua編集用のプラグインも存在しています。 「xyzzy lua」などのキーワードでgoogleで検索すると導入情報もすぐに見つかるでしょう。 しかしながら、開発経験のない方には難易度が高いかもしれません。 一方、Zedエディタは開発初心者にお勧めです。 「lua zed」などのキーワードでgoogleで検索するとすぐに見つかるでしょう。 Zedエディタは、初期状態でluaに対応しています。


4. APIレファレンス(開発用関数)

開発用のAPIです。 詳細は、こちらをご参照ください。








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