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予約変数名

本ソフト内で、ソフトが自動的に使用する予約された変数名について説明します。 これらの変数は、使用禁止という意味で予約されているのではなく、利用するために予約された変数ですので意味を理解した上でご利用ください。



物性値変数名

セル(格子)を構成する材質を表す変数のことを本ソフトでは「物性値変数」と呼び、この変数は「PRPS」という名前で定義されています。 この変数の値により、その他の変数が可視化される領域には次のような影響が生じます。
  • PRPS < 100 : 流体領域を表します。通常の変数は、この領域でのみ可視化されます。
  • 100 <= PRPS < 198 : 固体領域を表します。固体内変数名を除く通常のその他の変数は、この場所では可視化されません。
  • 198 <= PRPS <= 199 : 非計算領域を表します。
  • 200 <= PRPS : 固体領域を表します。現時点で、「100 <= PRPS < 198」の区分と同意ですが、将来的に別の定義のために使用される可能性があります。
計算結果を可視化する際、固体領域と流体領域、非計算領域を区分したい場合は、この変数をご自分の計算結果ファイルに組み込んでください。

固体内変数名

「固体内変数名」として定義された変数は、流体領域と固体領域の両方で計算結果を可視化することができます。 変数名は次のとおりです。なお、数字の1,2は多相流の計算の際の第1相、第2相を意味しており、単相であれば1のみご使用ください。
  • PRPS:物性値変数名です。上記の説明をご参照ください。
  • TEM1,TEM2:第1相、第2相の温度の変数名です。
  • DEN1,DEN2:第1相、第2相の密度の変数名です。
  • SPH1,SPH2:第1相、第2相の比熱の変数名です。
  • KOND:熱伝導率の変数名です。
  • T3:PHOENICSで使用されている輻射温度の変数名です。


速度ベクトル変数名

SPHI形式(クリギング補間後の結果ファイルの書式)のみ次の変数名で速度ベクトルを定義する必要があります。 それ以外のファイルフォーマット(PLOT3D,VTK)については、その定義に準拠するように速度ベクトルを定義してください。
  • U1,U2:第1相、第2相のX方向の速度ベクトルの変数名です。U1の代わりにXVELも使用できます。
  • V1,V2:第1相、第2相のY方向の速度ベクトルの変数名です。V1の代わりにYVELも使用できます。
  • W1,W2:第1相、第2相のZ方向の速度ベクトルの変数名です。W1の代わりにZVELも使用できます。
  • Velocity1,Velocity2:第1相、第2相の速度の変数名です。U1〜W1、U2〜W2が定義されている場合、各成分の2乗和のルートで自動的に定義されます。






















































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