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グラフ作成機能

シーンにロードされた計算結果データを使用して次の2種類のグラフを作成することができます。

  • Point To Point
    横軸を計算領域内の任意の2点間の距離、縦軸を計算結果中の任意の変数値としたグラフを作成することができます。 詳細は、こちらを参照してください。

  • Point History(PHOENICSの計算結果限定機能)
    横軸を時間、縦軸を計算結果中の任意の変数値としたグラフを作成することができます。 ただし、この機能はオブジェクトタイプの「Point History」を使って事前に作成したオブジェクトに対してのみ有効です。 詳細は、こちらを参照してください。








Point To Point

作成手順を次に示します。なお、以下の操作では、次の前提条件を満たすデータがScene1、Scene2にロードされているものとして説明します。


 前提条件1:Scne1、Scne2が作成され計算結果がそれぞれ読み込まれている。
 前提条件2:Scne1、Scne2は読み込まれているデータをインレット条件が異なる以外は全て同じ。
  1. ボタンをクリックします。

  2. 表示されたダイアログで「Point To Point」を選びOKボタンをクリックします。





  3. ここまでの操作で次のような状態になります。始点、終点の座標を適切な値に修正します(始点と終点を結んだ直線が横軸になります)。 この例では、Z座標をそれぞれ0.3と変更します。





  4. 上記3の画面中の「データ追加」ボタンをクリックし、表示される次のダイアログでScen1を選択し、OKボタンをクリックします。





  5. 同様に、上記3の画面中の「データ追加」ボタンをクリックしScen2を選択し、OKボタンをクリックします。

  6. ここまでの操作で画面は次のような状態になります。 ただ、この状態では、Data1(Scene1のデータ)とData2(Scene2のデータ)のグラフの色が同じなので区別がつきません。 また、このグラフは、何の変数についてのグラフなのでしょうか?これらの事については、次の手順で明確になります。





  7. 左サイドのツリー中の「Data1」をクリックします(下図参照)。 すると右サイドのプロパティウィンドウにData1のプロパティが表示されます(下図参照)。 グラフの色や変数は、このプロパティ値によって決まります。 変更したい場合は、これらのプロパティ値をそれぞれ変更してください。 各プロパティの詳細は、フォーカスヘルプで確認できます。
    なお、前手順の画面で表示されている右サイドのグラフプロパティ中のオプションで、「変数統一」がTrueになっている状態で、 Data1のグラフのプロパティ画面で変数を変更すると、Data2の変数も同様に変更されます。 異なる変数の値を、同一のグラフで表示することは稀と思われますが、そのような場合は、前述の「変数統一」をFalseにしてください。







Point History(PHOENICSの計算結果限定機能)

作成手順を次に示します。なお、以下の操作では、次の前提条件を満たすデータがScene1、Scene2にロードされているものとして説明します。


 前提条件1:Scne1、Scne2が作成され計算結果がそれぞれ読み込まれている。
 前提条件2:Scne1、Scne2は読み込まれているデータをインレット条件が異なる以外は全て同じ。
 前提条件2:Scne1、Scne2に読み込まれているデータは非定常計算であり、Point Historyオブジェクトがある(下図参照)。



  1. ボタンをクリックします。

  2. 表示されたダイアログで「Point History」を選びOKボタンをクリックします。





  3. ここまでの操作で次のような状態になります。





  4. 上記3の画面中の「データ追加」ボタンをクリックし、表示される次のダイアログでScen1を選択し、OKボタンをクリックします。 なお、この例では、Point Historyオブジェクトは「Probe2」という名前のものが1つですが、複数あるような場合は、下のリストボックスで目的のPoint History オブジェクトを選んでください。





  5. 同様に、上記3の画面中の「データ追加」ボタンをクリックしScen2を選択し、OKボタンをクリックします。

  6. ここまでの操作で画面は次のような状態になります。 ただ、この状態では、Data1(Scene1のデータ)とData2(Scene2のデータ)のグラフの色が同じなので区別がつきません。 また、このグラフは、何の変数についてのグラフなのでしょうか?これらの事については、次の手順で明確になります。





  7. 左サイドのツリー中の「Data1」をクリックします(下図参照)。 すると右サイドのプロパティウィンドウにData1のプロパティが表示されます(下図参照)。 グラフの色や変数は、このプロパティ値によって決まります。 変更したい場合は、これらのプロパティ値をそれぞれ変更してください。 各プロパティの詳細は、フォーカスヘルプで確認できます。
    なお、前手順の画面で表示されている右サイドのグラフプロパティ中のオプションで、「変数統一」がTrueになっている状態で、 Data1のグラフのプロパティ画面で変数を変更すると、Data2の変数も同様に変更されます。 異なる変数の値を、同一のグラフで表示することは稀と思われますが、そのような場合は、前述の「変数統一」をFalseにしてください。

















































































































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