チュートリアル1:2次元計測データの可視化@
このチュートリアルでは、次のような2次元平面上の5点の計測データからコンター図を作成します。
このチュートリアル使用するデータは、ここからダウンロードできます。
|
入力データの作成
上図の5点についての温度と湿度の計測データを、エクセルを使用して次のような書式で作成し、CSV形式で保存します(
この書式についての詳細な解説は、こちらをご参照ください)。
このファイルは、冒頭でダウンロードしたデータの中の「2d2.csv」です。
入力データの読み込みとコンター図作成
・「ツール」メニューの中の、「Kriging」をクリックします。
・起動したダイアログボックスで、「CSVファイルの選択」の右端にある「選択ボタン」で、上で作成した入力データを選択します。
・「SPHIファイルの指定(保存用)」の右端にある「選択ボタン」で、保存用のSPHIファイル名(任意)を入力します。
・「OK」ボタンをクリックします。これで補間データの作成が完了しました。
・コンター図を作成するにために垂直断面ボタン(下図参照)をクリックします。
・ビューを垂直に表示するために垂直ボタン(下図参照)をクリックします。
・ラインコンターを作成するために、右のプロパティウインドウの「スタイル」リストメニューの中の「line」を選びます(下図参照)。
以上で次のようなコンター図が表示できます。
|
|
コンターラベルの表示
コンターラベルを表示したい場合は、右のプロパティウインドウの「コンターラベル」表示をTrueにします(下図参照)。
|
|
背景色の変更と地点名テキストの変更
背景色やドメイン枠線の色、地点名の文字サイズを変更したい場合は、左のツリーのSceneノードを選択し、そのプロパティで変更できます(下図参照)。
|
|
ドメイン枠に目盛(スケール)を表示する
左のツリーのSceneノードを選択し、目盛のプロパティで変更できます(下図参照)。
|
|
DXFデータの読み込み
CADデータを読み込む場合は、ファイルメニューの「CADデータ読み込み」をクリックします(下図参照)。
ここではDXFファイルを読み込んでみましょう。データは、冒頭でダウンロードしたデータの中の「Drawing1.dxf」を使用してください。
※読み込んだDXFファイルの編集は本ソフトではできません。
座標や色、不要な図形の処理などに関しては、事前にCADソフト側でおこない
読み込み用のDXFデータを別途作成することをお勧めします。
|
|
特定領域を非表示にする
基本形状のCADデータ(STL)を読み込み、それを配置することで特定領域を非表示にしてみましょう。
データは、冒頭でダウンロードしたデータの中のshapesフォルダの中にある「wege.stl」を使用します。
ファイルメニューの「CADデータ読み込み」からこのデータを読み込んでいきましょう。
形状インポート設定ダイアログで、Scaleは、0.5としてOKをクリックします(下図参照)。
この状態では、違和感があるので次に色を変更しましょう。
※このshapesフォルダは、Visualizer Proをインストールしたフォルダの中にも同梱されています。
この中には、立方体や円柱などの様々な基本形状ファイルが入っています。
非表示にしたい領域の形に応じて使い分けてください。
|
|
形状の色を背景色と同じにする
読み込んだ形状をダブルクリックし、右サイドのプロパティメニュー
の中にある色を背景色と同じ白に変更します(下図参照)。
|
|
|
ライトの調整
表示された色に違和感を感じる場合は、ツリーの中のSceneを選択し、
ライトの設定を変更してみてください。
|
|
塗りつぶしコンター上に境界線(等高線)を表示する
形状を非表示にし、コンターのプロパティを下図のように設定します。
|
|